ずっとふわふわしている。
現実ではない感じ。
夢の中なのかな。
いや、現実。
おっとは一度亡くなった。
それは紛れもない事実。
私の中で、彼がいなくなることがどんなことか、まったく考えてもいなかった。
このまま、目を覚まさなかったらどうなるの?とか考えることもなく、時間が過ぎて、彼の心臓は動いた。
担当医の話を聞くと、本当に幸運だったらしい。
倒れた時の処置と搬送までの時間、病院も近いし、何より高評判の大学病院。
いろんな幸運が重なり、おっとは生かされた。
何かに守られている。
まだ死ぬなということ。
これからの私の最大の使命はおっとを長生きさせること。
自分のことなんてあとでいい。
inに向かわない。
自分についていろいろ考えてきたけど、今はその時期じゃない。
おっと第一。
今年になって、やっと、夫婦だなと思える。
今までは人生のパートナーだったけど、今は夫婦。
私の命より大事なひと。