よく行くラーメン屋での話。カウンターに箸入れがあって、持ち手が左側だと注意書きがあった。右利きの人が多いから、右側が持つ方の方がいいんじゃないのかな、と思い、ラーメンを運んできた店員さんに「なぜ左側が持ち手なんですか?」と聞いてみた。すると返ってきたのは
「私に言われても」
そうでしょうよ、でも、その言い方は接客業としてはおかしくない? 「そうですよね」「聞いてみますね」とかほかの返し方があったでしょう、質問した私が悪かったの?と悶々としていたところ、おっとが、
「それ、会社のことを○○(同僚)に聞いてもよく言われるんだよね。会社のことを聞いているのに、自分は関係ないみたいに返ってくる。おまえは会社の一員じゃないのか?って思う。」
そうでしょうそうでしょう、そこなの、もやっとしたのは。あなたはお店のひとでしょう? 私はあなたの個人的な意見を求めているんじゃないの、お店の見解はどうなの?という意味だったの! ということだったのだが、どうみても学生と思えるバイトの女の子(店員さんという表現をやめる)にはそこまで読み取る力がないのは経験不足からしかたない。コミュニケーションは難しい。
「私に言われても」は「私には関係ありません。」と言われている気がする。
誰も寄せつけない、拒絶の言葉でもあるような。ここに入ってこないでください、のような。
これで、「関係性」について悶々と考えることになる私。
いやなことに出会ったら、考える種をもらったということにしよう。
ところで、先日、別のラーメン屋でスマホの電子決済の残高不足でチャージすることになり、あたふたしているうちに次のお客さんが来たので、店員さんが私にかけたのは
「次の人が待っています」
はいはい、私が悪うございました、と、飛ばしてもらったんだけど、それを聞いたおっとの言葉は、
「失礼な! 次の人に『少しお待ちください』だろう!」
だった。確かにね~ ちなみに、あたふたの時間は30秒もないくらい。アプリ探していただけだから。その30秒も待てないくらい混んでいたお店でもない。レジもたまたま連続して二人が来ただけ。
かと思えば、いつも行くお店の店員さんからは
「いつもありがとうございます」
と言われ、覚えられたか(ちょっと恥ずかしい、いつも唐揚げを頼むおでぶな二人連れで覚えられたか)と思ったけど、決して悪い気はしない。
ほんとに、一言って大切。